■ スッキリした気がする
森川とだべって、すばるんに元気づけられて、
みなと将来の話をしていたら、なんかスッキリしてた。
ああ、なにもうちだけがそんな迷ってるわけじゃないんだって。
うちだけが、みなを憧れで見てたわけじゃないってことに、
色々離してるうちに気づけた。
いや、違う。
きっと話してるだけじゃわかんなかった。
この島に流されてきて、
それで焦って悩んでいるうちに……見えなくなってたんだと思う。
みなの気持ちが。
自分だけのことばっかりになってて、
普段から見ていてくれてることとかを無視してた。
ただ、そんな簡単なことにうちが気づけてなかっただけ。
ありがとう、森川にすばるん、メグ。
それにナナミンも。
……ナナミン、そうだよなファンサしてたよって言ってたし、
うちのことを文化祭のときも見ていてくれてたんだな。
それなのにうちはバカだった。
……バカでいいんだ、考えすぎるのは悪い癖だから、
もっとバカになろう。
メグが言う通り、がむしゃらなバカになってやってやろう。
うちのやりたいこと、好きなこと、
ぜーんぶに挑んでやろうって決めた。
だからナナミンを追いかけることもやめない。
やめそうになるぐらい、辛かったりもしたけど、
この気持ちは、手放したくないからだ。
きっとそれが"好き"ってことなんだと、思う。