Eno.249 水上 みのり

■ みのりの日

嵐来ちゃったわね。

なんとも無いと良いんだけど、外にはとてもじゃないけど出られ無さそう……。

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ノーゼが聞きたいことがあるなんて言うから何かと思ったら私の目の事だった。

お風呂入った時に誰にも何も言われなかったのに?って思ったけどそういえばあの時ノーゼが居なかったんだっけ。

私の呪いの事とか、幽霊みたいなの見たくないから隠してる事とか全部話しちゃった。

引かれないかなとか、怖がられないかなって思ったけど皆けっこう普通に受け入れてくれて良かった。

それどころかサミーは魔法使いだし、利亜はすごい槍持ってたとか、ナダは難しい話し始めるし、ぽん子は忍術とか妖怪とか……

なんだか他の世界がある事自体が不思議な感じなのに、いろいろな情報でパンクしそう。

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嵐が晴れたら砂浜に行って、いま海に近付くとどうなるかを試してみる決心がついた。

刹那が一緒に来てくれるって言ってくれたし…

もし倒れても大丈夫だよね。

そういえば左目見た時も"オレと同じ色"って言ってくれたしなんか嬉しかったな。

髪の毛の色も近い色だし、もしかしたら兄妹みたいに見えるのかも…?

いやいや、なに考えてるんだろう。

みんなの世界の事話してる時に刹那のとこの事聞きそびれちゃった。

海に行くときにゆっくり聞いてみよっと。

…そうだ、嵐で時間もあるしなにか作れないかな。

お弁当代わりに持っていけたら良いな、なんて。

私そんなに料理なんてしたこと無いのにね。



いつか刹那とも、利亜とサミーみたいにふたりだけの関係になっていくのかな…?

どうなるんだろう。

見えない未来はちょっと不安だけど、今こうして生きてるんだもの。

なるようになるわよね。

……うん、今日はもう寝ちゃおう。

おやすみなさい。