Eno.14 小鳥遊 軍曹

■ 14.天災、伝え備えても勝てないこと


こんな形の台風を誰が予想できただろうか。

サメや刃物が飛び交い雨脚で視界はほとんどない、文献に残せるレベルの天災。そんな中でも、各自いまできることをして何とかいきている。

少し雨脚が弱まったタイミングで設備点検に向かった者もいた、その中でもメグル副指令の怪我は深刻だったが、[不思議な石]が見つかりそれを支えに動いている。その効力は持つ人によって様々だが、飛び交う脅威を知らせてくれる力がありとくに、ベルさんとの相性はよかったらしい。
そうこうしているうちに、晴れ間が。

油断はできないが、第一波で失ったモノを修復して備えるだけの余裕が与えられたんだな。

 各自、次の備えに向かったが先の天災による被害は想像以上にひどく浜は足の踏み場がみあたらないほど荒れていて、降り注いだ刃物で脚を大きく切ってしまった。他にも同様の怪我をしたのが複数。そのなかにはセト指令も含まれている。現場で応急手当てをし負傷した脚をかばうように拠点周辺と森の状況確認も実施。降水の影響かシマキノコが大量発生していた。

生態が変わっていないことを願うしかない。

 拠点で怪我の具合の確認、他の負傷者の経過観察と手当てをしている間に、第二波が始まった。