Eno.108 アノーヴァ・ピィヴァル

■ 《40: アノーヴァ・ピィヴァルの日記 - 空虚》

だいぶお腹が空いているはずなのだけど、うっかりすると忘れそうになる。
……我慢してるのではなく、本当に、そう。
それよりはむしろ眠っていたいと思う。

この先どんなにいいことがあったとしても、もう埋め合わせのしようがない何かが私の中にある。
底なしの穴のような、何かが。
それは、オルタナリアの話で、私がここに来る前に何があったかの話だというのも、今は……

この島を出ることができたとして、私の行き先はわからない。
せめて皆には元気に生きていってもらいたい。