Eno.263 折林 枯枯

■ 五日目

空模様通り、嵐が来た。

……嵐の中伐採なんてするもんじゃないな。

食料と水分ばかり気を配っていて、
時間の使い方を考えていなかったのは俺の失策と言ったところか。

まあ、他の二人も同じようなものだったらしいけど……


このシマにいると、退屈しない。
それはこのサバイバル生活が非日常だからなのか、
この二人がいるからなのかわからないが……

でも、後者な気がしている。

少なくとも、賭けてみる価値はあるだろうと思う。

俺はこの二人を好ましく(あと可愛らしく)思っているし、
それに……このまま人生を送りたいわけじゃないのだ。