Eno.10 ミリアム・クラルト

■ 漂着船よっ!

よーーーーーーーーやく嵐が過ぎ去ったわ!

一日で過ぎ去って良かったケド……こんなに長い一日は久しぶりね。


嵐が過ぎて……なんか船が漂着してたわ。

拠点の修復も早々に数人で探索に。


中の様子を見ると、人が乗ってた形跡。

指輪やネックレスみたいな金目のものや、トマト缶やお米なんてものまであったの。

救命ボートが無かったから、きっと無事に脱出できたのでしょうね。

でも船は大分痛んでいて、ディストが穴に落ちちゃったの。

大分ケガしてたみたいだケド……大丈夫かしら。


そう、浮き輪もあったから、フルルが作ろうとしてたイカダの改造もできるわね!
もう既に拠点にいっぱいあったから大丈夫でしょうケド。

トマト缶はメイに。
いつもお料理作ってくれてるから……多少は役に立てるかしら?

あとは……指輪ね。

ちょっとくすんじゃってるけど、ピンときたのよ。
磨けば光る、ってね。


でもタダ磨いて綺麗にするだけじゃ面白くないじゃない?

シエルと今はただの指輪を交換して……
お互いに磨いて、また返そう、って。

きっと、この無人島での良い思い出になるから――