Eno.108 アノーヴァ・ピィヴァル

■ 《42: アノーヴァ・ピィヴァルの日記 - 嵐の後》

嵐が去った。
ここでは見慣れた青空が戻ってきた……ひとつだけ違うのは、船が流れ着いてきたこと。

中にはもう人はいなかったが、モノは色々と残っている。
金貨……もし、この島を去って、なおもこの世界には残るとなったら……換金できるようなものは必要だろう。
後は羅針盤とか……海賊帽子なんてのも。さっと被って、キャプテン・アノーヴァ! うふふ……
……ずっとじっとしてないといけなかったから、身体がうずうずしちゃって仕方がない。
あとさき考えずに走り回りたい気分。

懸案事項だったエスティさんのお家も造った。
喜んでくれたみたい……よかった。