Eno.289 クローブ

■ 6にちめ

嵐がやんだ。わたしの勝ちです。

いきなりからっとよく晴れた。船がひとつ打ち上がっていたらしい。わたしは疲れてくたくたで疲労困憊だったのでまだ見にいっていない。

きいた話だとお酒とかがあったらしい。ほぼ元服は済んだようなものだし飲んだって大丈夫なはずだ。大丈夫…大丈夫…
クロウあにきも大丈夫だと言っていた。

いよいよ脱出が近づいてると思って、すこし気になって聞いてみたら、帰る場所のわからない兄貴も何人かいた。たいへんだ。