■ 《43: アノーヴァ・ピィヴァルの日記 - 後悔》
……私は今、後悔している。
持ち帰った海賊の帽子と錆びた大砲に、エスティさんがおびえていた。
……もしか、それが陸の生き物を怖がる理由だったのか。
持って帰ったのは私だし……多分見てないところでとはいえ、被ってはしゃいで……思慮が無さすぎた。
船で拾ったものは、倉庫の奥の方に別にしまっておかなくては。
拾ったカンヅメはまだ食べられるものだったし、それどころか状態のいいお米まで拾えたし……
わりとつい最近まで航海をしていた船なのかもしれない。
……この島にやってくるのが、海賊でないことを祈るばかりだ。