■ こうかいにっし:すすむ
イヴァーナサンのきょうりょくのおかげで、ボートができた。みんながのるにはちいさすぎるけど、なんとなくもっとおおきなしっかりしたふねをつくるほうほうがみえてきた。
ジセレカサンやメグルサンがきをとってきてくれたり、サミュサンがたりないそざいをわけてくれたり。そうこのなかのそざいだって、みんながあつめてきたものだ。それに、みんながんばれっていってくれた。
みんなのおかげで、オレはすごくりっぱなふねをつくれる。
オレは、みんなのことをあんまりしらない。でも、ひとつだけわかるのは、みんな、いつかここをでて、たどりつくべきばしょがある。
オレがオヤブンのところにかえるように、かえるところがあるひとがいる。まっているひとがいたり、いきたいばしょ、みたいこと、ほしいものが、きっとそれぞれある。もしも、いまはなかったとしても、いつかみつけられる。このしまで、たくさんのオタカラをみつけたように。
だから、オレがこのむれをはなれるまえにできること。みんながいきたいばしょへいける、どこまでだってすすんでいけるふねをつくること。
だれかのうしろをついてあるくだけじゃなく、これからはオレがまえをあるいていきたいんだ。