■ 嵐があけたわ!
無事、嵐も通り過ぎてくれたみたい。
久しぶりの太陽に懐かしさを感じるわね。
雨水が汲めないのは困りものだけど……。
そして、嵐によって船が流れ着いて来ていたみたい。
実際にはまだ見に行ってはいないのだけれど。
そこに乗っていた人たちはどこに行ったのかしら?
この船が修繕できたら、わたくしたちもこの島を脱出できると思うのだけれど……どう考えても直すための木材が足りないわよね。
それよりは、人数分乗れる大きさのものを作る方が良いのかしら。
そうだとしても、やっぱり木材が要ると思うけれど……。
集まり切るか、不安になるわ。
いつも木を切ってきてくれるウェプトンには負担をかけるわね。
腰を傷めないといいのだけれど。
筋肉痛に効きそうな薬草、この島に生えていたかしら?
……この島の他の場所で、時折わたくし達以外のヒトが過ごしていた痕跡があったのだけれど。
そのヒト達は、この嵐はどう過ごしたのかしら。
願わくば、一人でも無事であると良いのだけれど。