Eno.61 碧きワダツミの兄妹

■ そのじゅーさん:はわ……

そうこにおかれてた、みおぼえある、こわいの。

そのことで、マギサさんに「あたしたちがこわいか」って、きかれて。



いまは、ここのみんなはもうこわくないって、もういちど、つたえて。

そしたら、こわいひとがきたら、やっつけてやるって。

にいさまみたいなこと、いってくれた、にいさま、あいたいよ、だから、ぶじでいてね。



それと、おふねはこわいのだけじゃないって、いってた。

さいしょにみつけた、おてがみにかいてあった、おふねは。

いったい、どっちなんだろう……?



* * * * *



また、りくのりょーり?で、しらないたべもの、たべさせてもらった。



くろくてつぶつぶの、おくちのなかがひりひりいたくなる、きのみ。

そのあとに、つめたくてすっぱい、おくちのなかでとけてきえちゃう、ふしぎなたべもの。

それから、とてもあつそうな、ふしぎなおみずにはいって、いろいろなたべものがのった、ほそくてもちもちしたの。


※上から順に、黒い木の実(臼挽きで胡椒になる)、オレンジ色のシャーベット、ラーメンの事です。



りくのみんなは、ほんとうに、いろいろなたべものを、たべてる。

ぶんかとぶんめーって、マギサさん、いってた。



おうちの、たみのみんなにも、しってほしいなって。

さいきん、おもうようになった。







おうちは、あんなことに、なっちゃったけど……たみのみんな、きっと、いきてるよね?