Eno.666 ラザル

■ 君への手紙(7)

君へ。

元気だろうか?

手紙を何度も書いて、書き直しているうちに、何日も経っていた。
色々あったんだ。本当に色々。

嵐が来て、船が流れ着いたり。
ルディに色々教えたり、シュパーズと酒を飲んだり。

そしてついに今日、確実に島から脱出出来る手筈が整った。
これで帰れる。
そのうち、君に何があったか話すことも出来るだろう。その日が楽しみだ。

でも、それとともに、たまらなく寂しいって気持ちがあるんだ。
ここまで一緒に乗り切ってきた仲間と離れたくないって気持ちが……。

みんな違う世界の住民だから、再会はきっと難しいんだろう。
そう思うと、なんとも言えない気持ちになるよ。

まあでも。
いくら寂しくても、僕は自分の場所に帰らなきゃいけない。
島で学んだことを報告して……また勇者さんにどやされるんだろうなあ……まあ仕方ないか。

というわけで、あともう少し頑張って来るよ。

それじゃ、また。