Eno.251 ピエトロペネエネ

■ 海のメモ

深く深く、肺を大きく膨らませます。

その中に満ちる酸素は、まるで己が風船にでもなったかのようです。

ほんのり顔を擡げ始めた海面が、手招きをして。

私は安心するのです。

確かに瞼を閉じる事が出来る、と。