Eno.20 スイ

■ ピザ

ピザ。
憧れのピザ。

ピザ。
作るには多くの材料と時間と体力が必要だった。

ピザ。
俺はついに作った。この島におけるおそらく最高の無人島飯を、最後の晩餐にふさわしいピザを。


俺は満足した。これで無人島生活を満足で終わらせられる。長かった。寂しいと言えば…そこはノーコメントだ。
しかし、このピザには問題があった。それは…


ひとりか、ふたりしか食べられないことだ。

…まぁ、その時はその時か。

その時が来たら、俺はどこに帰るのだろう。帰る場所なんて、