■ DAY7
少しずつ、少しずつ、水かさが増していく。
嵐を乗り切って、漂流船を冒険した疲れからか、ボクはぼんやりとそれを見ることしかできない。親切な仲間が作ってくれた船の上でただぼんやりと。
沈む。降り立った砂浜、斧を振り回した森、素潜りをした岩場。その全てが少しずつ水に侵されている。
末恐ろしく感じて、もうそんなに幼くないのにクッションを抱きしめながら、それらを眺めていた。
少しずつ、少しずつ、水かさが増していく。
嵐を乗り切って、漂流船を冒険した疲れからか、ボクはぼんやりとそれを見ることしかできない。親切な仲間が作ってくれた船の上でただぼんやりと。
沈む。降り立った砂浜、斧を振り回した森、素潜りをした岩場。その全てが少しずつ水に侵されている。
末恐ろしく感じて、もうそんなに幼くないのにクッションを抱きしめながら、それらを眺めていた。