Eno.18 クリム・ルミリア

■ DAY7

少しずつ、少しずつ、水かさが増していく。

嵐を乗り切って、漂流船を冒険した疲れからか、ボクはぼんやりとそれを見ることしかできない。親切な仲間が作ってくれた船の上でただぼんやりと。

沈む。降り立った砂浜、斧を振り回した森、素潜りをした岩場。その全てが少しずつ水に侵されている。

末恐ろしく感じて、もうそんなに幼くないのにクッションを抱きしめながら、それらを眺めていた。