Eno.132 死なずの獣、回向

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曰く、この島に漂着した廃船は海賊船らしい。
わたしが知る海賊というのはもっとこう、小さな小舟の集団で、自警団的な…あるいは海を渡って貿易をするような…なんかそういう集団だったような…気がするけど。

探索から帰ってきた皆が言うには、香辛料や酒、金銀財宝や武器なんかを積んだ船だったそうだ。
大方、略奪者側だったのだろう。
なら奪われても仕方ないな。糧となれ。



…遠くから聞こえる汽笛も賊のものだろうか。
あれが賊なら、この島が見つかれば何らかの争いが起きるのだろうか。





…まあわたしらも蛮族みてぇな血の気あるし、大丈夫だろ!

だって最強島だぞ。

やっつけたら皆でぴざ食べて酒飲みたいね。宴だ。