■ ッ
漂流船にて。

「この辺……使えそうだな。
……よいしょっと……よし、上手く剥がれた」
どうせ島ごと沈むしいいでしょ、の精神で
船を鉄の斧でガンガン破壊しイカダの素材に変えていく。
加工された木材、浮き輪や羅針盤、その他良質な素材が次々と手元に集まっていく。

「ある意味では……船が助けに来てくれたというのは
間違いじゃなかったのかもしれない」

「ありがとう……デカい船」
鉄の斧でガンガン破壊しイカダの素材に変えていく。
* * *
砂浜にて。

「ウォオオオオッ!!
完成ッ!!
名付けてカリスマセレブオールイン号ッ!!!」
▼カリスマセレブオールイン号 設備アイテム
元アイテム:救命ボート
材料を集めて作ったお手製のボート。設置することで、小規模な島であれば脱出できるようになるかもしれない。

「うん……この完成度なら命をオールイン出来るな」
納得の仕上がり。

「……羅針盤も手に入ったから方角は分かる。
スマホのバッテリーもまだ残ってるから
電波が入るところまでいければ助けを呼べるはず……」

「……うん、きっと大丈夫だ。
あとは……水とか食料とか……乗せる物持ってこよう」
一度拠点へと引き返し必要な荷物を持ってくる事にする。

「……」
ふと砂浜の方を振り返る。
海面が上がっているのか浜の面積が減っているように見える。

「……もしかして潮が満ちてきてる……?
急がないと不味いかも……」