Eno.108 アノーヴァ・ピィヴァル

■ 《51: アノーヴァ・ピィヴァルの日記 - 終末》

一時は止んだ雨がまた強く降り出した。

ニンゲンに絶望した神が世界を呑み込むほどの洪水を起こして、文明を滅ぼす……
『地球』には、そういう物語がいくつも伝わっているという。
ちょうど、この島のようになってしまうのだろうか。どこもかしこも。

この世界の輪郭さえも私達は知らないのに、滅びの話などしてはいけないな。
……できることを、しよう。