■ 日本語の日記 十三頁目
砂浜にて催された男子会は、
拙者が脱ぎ、城内殿が脱ぎ、
最後には言い出しっぺの明智殿が脱いで、
綺麗にオチが付いたでござる。
いや、男子会ってもっとこう、
自分の好きなものについて語り合ったりする場なのでは?
えっ、違う?
そう……。
この場に顔を見せなかった他の男子たちは、
恐らくまだ『件の説得』に回っているのでござろう。
砂浜では、船の汽笛を聞いたという声もちらほらあって、
この奇妙で苛烈な修学旅行も、いよいよ終わりが近付いているのだと、
きっと誰しも感じている。
それは、皆が助け合う強固な繋がりから、
元の、『自立しなければならない』世の中へと戻る事でもあって。
本当に肝要なのは、
きっと、これからなのでござろう。