Eno.189 住田 タカシ

■ "病弱だった友人のはなし"

…俺には小学校の頃からずっと友人の奴がいる。

そう、秘密基地の様子見に行ってくる!って言った奴。
そいつはずっと病弱だった。そう、"だった"んだ。

ただ中学2年の終わり辺り?その辺だったはず、いよいよもって病気かなんかが悪化した時に、奇跡的に成功率の低い手術が成功した。

そこからリハビリとかしてそいつが「普通の奴」になったのが中学3年の夏休み。

そこから一緒の高校に行って青春しよーぜ!って約束をした。

実際してるんだろうな、ゲームの話したり、帰りにこっそりコンビニのホットスナック食ったり。
それでも俺はちょっと心配で、また倒れてしまうんじゃないか、って思った。

ただそいつは今年の夏休み辺りからちょっと様子がおかしくなった、熱中症で倒れたって時、あいつは病院に連れていかれた。会った時、写真のようなものを持って泣いていた。

そこには俺が知らない人達、そもそも人じゃ無さそうな人も写ってた。
その時一緒に行った天原サンと葉山サンが、なんか焦る様な顔をしてた気がする。


それ以来、2人は水辺は難しいからせめて海を避けるかって話をしてたのを聞いた気がする。

………?






海、写真、人、色んな世界に居そうな人達?



まるでここで俺が体験してる事じゃないか…?






なあ、ケイ、お前も島に流されたって