Eno.107 めいどさん

■ 業務日誌2。

え?1と随分間が空いている、と?
ん~……ちょぉっとだけ、寄り道のお仕事をしておりまして~。
え?いつもそうではないか、と?
”こちら”と”あちら”の合間に居るような方を見るとつい~。
だって、わたしたちは祈りに応じて救うようにされているのですから。



あ、大丈夫ですよ~。
そちらの方は、もう終わりましたので。
脱出の目途もつきましたし、
皆さまはきっと大丈夫でしょう。

島で聞こえた声、流れ着いた方々は、
明るく、愉快で、生に満ちた人たちでした。

明るいムードメーカーのミーリャさん。
冷静でけれど心優しい六花さん。
元気と好奇心の塊のフルルさん。
小さな体で感情を目一杯に表すカノさん。
いつも穏やかな感情のムゥさん。
変わった表現で和ませてくれたシエルさん
少しお調子者で面白い島ノ江さん。
皆さんの為にたくさん働いてくれたシアさん。
保護者役として皆さんを癒していたちらしさん。
怯えるように隠れ過ごしていたミドリさん。
為政者らしい寛大さの竜の王様。
少々、以上に無茶をする一人狼のディスト様。

ちょっととぼけた、記憶喪失の……”仮の”ご主人様、ケイ様。

皆様が無事帰れるよう、祈りますね。
きっと、大丈夫です。
わたしたちの祈りはご利益ばっちりなのですから。



というわけで、本来のお仕事に戻ってますよぉ。
や~~~~~っと見つけた、今回のお仕事の『本当のご主人様』……からは
少々厄介な条件をいただきましたが。
全部見つかるかな~、見つけますけれどぉ!