■ "貧弱な俺のはなし"
…じゃあ、逆に俺は何なんだ?って話だ。
きっと普通に普通の貧弱な奴だよ。
小学生の時は普通に元気に過ごしてたし、普通にサッカーとかドッジボールで遊んでた。友達もいっぱい居た…筈だよな?
やめようこの話、なんか胸が痛くなってきた。
いややっぱする、しないと中途半端に引っかかったままだ。
だいたい要因は分かる、わかってしまうからアレなんだよ…
これはあいつが手術するちょっと前に会いに行った記憶。
ふはははは…俺の右手は言っている、ケイ!お前は!絶対良くなるとな!
くっ……鎮まれ…我が邪眼…此奴に力を分け与えたいのは解る、だが!ケイは自分自身の力で立ち直れるとな!ふははははーっはっゲホッガッゴホ
こんなことを言ってたんだよ、俺、だから全てを察してくれ。
でもあいつは…なんか微笑んでさ?
へー、意外と謙虚な邪眼じゃん?右手といい…闇の力なんだろうけど、なんだ、貴志と同じで、優しいのか?
って言ってた。謙虚な邪眼、って言い回し方は多分…いや絶対これは俺のせいなんだけどさ、優しいって言ってくれた。
ホントに優しいのはアイツの方なんだけどな。
まあそうして無事(全然無事では無い)に高校生になった、今度は変なことをしないようにしないとって思って、全く話せなかった。
そんな中でも話しかけてくれた人がいた、葉山サンだ。
なんで俺に?って思い、そう聞いたら
だってケイスケに聞いたらさ、君、すっげー面白そーだからだよ!さ!友達になる理由ってこれだけでいいっしょ?なろうよ!
って食い気味に話してくれた。
……この辺の記憶があんまり思い出せない、でも多分この辺りで天原サンと知り合ったはず。
んで、話変わってその後は"ゲーム"で遊んで、一緒に戦った人もいた。結局そん時も一言も話せなかった!次は話すんだー!ってなった。
俺自身はきっと何もしていない。けれど"見てる世界は変わった"だろうか?