Eno.430 森川エルフィンストーン

■ 『便箋』

『ここに流れ着いた君へ』



『このボトルメッセージを、いつか同じ場所に流れ着いた者のために遺す。
 まずは深呼吸をして、落ち着いてから続きを読んでほしい。』



『結論から言うと、
 君は貯水槽を作って雨が降ったら雨水をしこたま貯めるべきだ。
 Container is watching you』



『じゃなかった』



『かくかくしかじかで、ここにレシピとか書いておくから、がんばれ。
 がんばればカレーとか流しそうめんとか食える』



『果ての島高校2年1組 空屋敷景』





『彼、便箋は使い尽くしただろうし
 代わりにクラス代表ってことで名義を入れておこ。
 僕はなんて親切なんだ……』