■ 旅立ちの為の花火。
ナラーシュさんが作って下さった塩おむすびで元気いっぱいになった所で、
おそらくこの島で最後の大仕事です。
嵐で流れついた漂着船の中で見つけた大砲を砲台に、
ナラーシュさんが作り仕上げて下さった花火を
最初に流れ辿り着いた場所でもある砂浜で打ち上げました!!
鯨島の空一杯に広がった火の煌きは壮観で…
微かに聞こえる汽笛へ向けての特大のSOSは、
ワタシ達の思い出としても大きな大きなものとなりました。
☆ ★ ☆ ★ ☆
流れ着く前の、日頃の暮らしでは
携帯端末で気軽に画像撮影なんてしていましたが、
旧式のポラロイドカメラはこの島で拾った貴重な撮影機器です。
この日、初めての撮影を。
古びてはいますが、素敵な記念写真が撮れました。
他にも、荷物を纏めて支度をします。
この『鯨島』――ジーランティスでの旅の記録は
恐らくこれで終わりになりますが、
ワタシ達の明日は、きっと続いています。