■ 夜の舷側
波に乗り、船は島を離れていく。
とんでもなく永く思えた漂流生活も、ようやく終わりを迎えたというわけで───まだ無事に陸地に辿り着く保証もなければ、元の世界に帰れる保証も無いんだけど。
手元に視線を落とせば、星灯りに光る指輪が視界に入る。
とりあえず、島を出ることはできた。
今後どうなるかは、まだ何もかも不確かだけど……一応の役目は果たせたと思ってもいいだろうか。
だってさ。
あんな顔見せられたら、何かしないわけにはいかないじゃないか。
波に乗り、船は島を離れていく。
とんでもなく永く思えた漂流生活も、ようやく終わりを迎えたというわけで───まだ無事に陸地に辿り着く保証もなければ、元の世界に帰れる保証も無いんだけど。
手元に視線を落とせば、星灯りに光る指輪が視界に入る。
とりあえず、島を出ることはできた。
今後どうなるかは、まだ何もかも不確かだけど……一応の役目は果たせたと思ってもいいだろうか。
だってさ。
あんな顔見せられたら、何かしないわけにはいかないじゃないか。