Eno.40 篠崎メグル

■ 帰還

ついに帰る日が来たね!
どうなることかと思う日もあったけど、
今思えばなんだかんだで上手く行ったんだと思う。

これ以上、みんなに干渉するのはよくないし……
ボクはなるべく早く帰ろうと思うよ。
もし普通に時間が経っているとしたら、
7日(14日という気もする……)も行方不明になってたわけだし、
どんどん事態が面倒になっていくからねっ。

ながーいキャンプだったな。
テントにはがんばってもらったよー。
持って帰れないのは残念だけど、
すっごい仕事をしたんだからきっと本望……かな?

みんなには本当にお世話になっちゃったね。
ボクのできないことをたくさんやってもらった。

ボクは別に行動派ってわけじゃなかったし、
力もそんなに強いわけではない。
戦えるわけでもないし、まぁ、船に乗ったらご飯食べるだけだね。
それなのに支えてくれて、みんな優しいよ。

船から降りるのは、特に役に立てないからっていうのもある。
ご飯や水は置いておくから、みんなで分けてもらおう。


ミツバにすごく褒められちゃったな。
なんであんなに気を遣ってくれたんだろう?
ボクには見えないものが見えてたのかな。

自分がなにをして、なにを成せたのかなんて、自分じゃわからない。
少しでも良かったと思うほかない。
こうしてみんなが帰れるのだから……
良かったのかな。


明日から、新しい日々が始まる!
ボクは日常の中に帰っていく。

帰る人も、旅立つ人も、どうか幸せに。
遠い世界から祈りを捧げます。
ボクもまた、祈ってくれる人のために、
幸せに生きようと思います。

ありがとう、遭難者クラブ!!!!!