Eno.52 明智桜太郎

■ 明智桜太郎の事件簿 この島について

どうせこれ見てる奴いねえだろうから本音を書きます



どうやら、この島では”あんなこと”にはならなかった。

俺という探偵は、常に手遅れだ。

明智桜太郎は、既に起きてしまった事件を、
その場にも赴くこともせず、遠くから考察するだけの探偵だ。


だから、未然に事件を防ぐ、ということができない。


この島では、出来る限り、何も起こらないことを祈った。
出来る限り、最大公約数で人の為になるようなことができるよう、活動した。

結果として、別に俺の働き如何ということでもなく。
このクラスは、このクラス全員の頑張りで、無事、物語に幸福な節を置いた。




本当に、よかったな。

じゃ、この手紙はボトルに入れて海に投げ込みます
誰か読んでたらアドバイス
水はちゃんとためろ 飯もちゃんとくえ
そしたらなんとかなるから