Eno.502 サルク・ディーゾン

■ さよなら最強の島

船に乗り込んだ後も、のんびり過ごしたり…
ちょっとはしゃいだり、びっくりな話を聞いたり、
撮った写真を眺めたり、花火を打ち上げたり!
皆、思い思いの一時を過ごしてた。

そういえばおれ、薬草かもしれない野草を何かしら持って帰れたらな~
って思ってたんだけど、ついつい忘れちまってたんだよな~
だけど、同じ漂流者の人がたまたま持ってたのを譲ってくれたんだ!ありがとな!
もしこれが新種の薬草だったら父ちゃんと母ちゃんの農園への良いお土産にもなるもんな!
それと、無人島らしいお土産としてサンゴとかも持ち帰る事にしたんだ。
…ほんと、大変な事も色々あったけど、楽しかった。すごく楽しかった!

…いよいよ暫く過ごした島ともお別れか…
この後は、船旅をしながら、みんなそれぞれ帰るべき場所に帰ったり、
新しい場所を目指して進んで行ったりするんだろうな。

貰った写真を眺めて、ふと、島での生活の事を…色々と思い出す。
いつも通りの日常のとはまた違う、
自分にとって新しい日常が、確かにここにはあった。
…なんか、そんな感じがする。



……うーん、だめだ。強い男になる為に泣かないって決めてたのに。
思い出に浸ってたら…なんだか涙がっ…
それと…正直、やっぱり7日間過ごしたあの島と…
あの島で出会い、共に暮らしたみんなと後々別れる事となると…、やっぱり寂しい!
あ、でもアヒルバトルで負けた時に思わず悔し泣きしたな…
…いや、けど。だからこそ、弱い一面は見せないで、
いつも通り元気いっぱいに、皆とお別れしないとな。
うん、これからまだ船旅が待っているんだ。あんまりしんみりしすぎちゃダメだな!
それと、この島に来た事だってきっと不思議な事なんだ。
だから、また何かしらの形で、みんなとまた出会えたって不思議じゃない。
うん、きっとそうだ。だからおれは帰る時になったら言うんだ。
また会おうぜ!…ってな!

そろそろ、船が出発する。
…今回の出来事はあの頭の中お花畑なアイツにも自慢できそうじゃねーか?
アイツも前に不思議な世界に迷い込んだって話してたけど、
それに並ぶかそれ以上のすげー話が出来ると思うんだぜ!
次あった時話聞かせてやろうっと!!
 


ありがとう!!最強島!!
ありがとう!!最強島の皆!!