■ 果ての島高校2年1組












誰が好きで、誰が嫌いか。
誰が大事で、誰がどうでもいいか。
序列も所感も必要ない。ここにはない。
ここにある顔ぶれは、たまたま2年1組として集ったクラスメイトというだけ。
『窓部 日向』は皆を等しく嫌い、関心を持たず、誰も好かない"キャラ"でやってきた。
好きな相手にも、嫌いな相手にも、窓部日向は平等に接することにした。
誰に対しても平等に振りまいた冷たい態度が、時に自他の傷を抉ることはあれど。
島に来る前も、島を出た後もそれは変わらない。
今さら誰も好きにはなれないし、今さら誰も嫌いにはならない。
さあ、家に帰ろう。
思い出を胸にしまおう。
これ以上語れることは、何もない。

おかえり、退屈でつまらない毎日。
-了-