■ 【天界での一幕】
天界での一幕。
「いょーう、生管。あのバグ個体元気?ウチんところで調整したから気になって。無人島、帰ってきた?」
「よう、調整。いやーーーもう大勝利案件ですわよ!!なんかミラクルシュート決まって見事目的であった『祈り』の概念を会得しましてよ~!」
「お嬢様言葉やめろし。ってかよく上手く行ったなあ、中位天使から『信仰』のリソース収集なんて聞いた日は耳を疑ったが。
あの辺は『人間愛』と『神の心』がバチバチに刷り込まれてっだろ。
教えは自分自身になるわけだから、『神への信仰』に繋がる『祈り』なんて行えないはずだが」
「そ~~なんだよね。本来はそう。でも、アイツはほらその辺丸っと抜け落ちてるし。
でも今回、なんか色々あって出来るようになったんだよねー。はー、確か……シュパーズだっけ、あの人間サマサマってとこ。
んでも情緒不安定なのはちょっとよろしくないって事で、直々に別世界への長期滞在決めてきたからまた調節してほしくてさ」
「あー。おけおけおっけー。後で詳細取り決めた奴本体と一緒に送っといて」
「ほ~~い。ログ見たけどあっちの人間なら悪いようにはしないっしょ。
環境もウチよりウン百倍マシだし。安心して送り出せるってもんよ。まあでも武装研に言って武器は作ってもらうけど」
「りょりょりょりょ~~~。それにしても、『祈り』なんてうまく行くのか?中位天使が神から『意思』を直接得ようもんなら素体崩壊するとおもうけど」
「それココでやらせた場合っしょ?地上なら文字通り遠くなるから耐える勝算がありま~す!まあ、それも含めて別世界に行ってもらうんだよね。遠ければ遠いほど『意思』は届きにくいからさ、徐々に詰めてくって寸法よ」
「あ~~ね。ま、美味くいくといいね。こっちもうまみあるし」
「そそそ。天使の信仰。神への愛の判定を広げることができる可能性。
美味く行けば現状人間を何とか生き永らえさせてる事で得てるカツカツリソース君の増強が出来る筈。
天使は天界に居る限り死なない。
信仰を産むサンプルが得られたら、別部署と協力してうまいことここで長期的に祈る方法を模索するって寸法よ。
後は欠陥中位天使を多く産まれるようにすればガンガン回せるはず……!頼んだぞ、ルディ、上手く行けば悪魔も打倒できる!」
「そうね、がんばれ~~」
暗転。