Ino.49 無名の島
浜辺に流れ着いた脱出ポッド。それを追うように空から落ちる星。目覚めぬ主のため、猫の少女は脱出を目指す。
STATS
2人 / 人数
ハードコア / 難易度
ラージ / 広さ
OVERVIEW
一人用。
FACILITY
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施設名
説明
場所
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。エリア『拠点』が開放される。
この施設は設置時自動的に拠点へと設置される。 拠点
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太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
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窯
- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 森林
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 離島
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 離島
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
動物が掛かる確率は設置場所によって異なる。 拠点
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 砂浜
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
魚が掛かる確率は設置場所と天気によって異なる。 岩場
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
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脱出船《ク・エリ5-6》
(元施設:船)- 材料を集めて作った、お手製の船。設置することで、島からの脱出準備を整えることができる。
砂浜
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石臼
- 大きな石に溝と穴を彫って擦り挽きできるようにしたもの。設置した場所にて一部のレシピが開放される。
拠点
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道路
- 地面を均して舗装したもの。設置場所への移動時に消費されるスタミナを低減する。(重複無効)
拠点
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壁材
- 拠点を補強するための壁材。拠点に置くことで拠点強度を+1し、拠点内にいる限り強い風雨による影響を無効化する。
拠点
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浮桟橋
- 浮きになる構造物を繋げて錨で固定した即席の橋。エリア『離島』『漂着船』開放される。
この施設は設置時自動的に離島に設置される。 離島
TEXT LIST
漂着者一覧
チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
こうして2人の同じク・エリは船に乗った。
主のポッドを共に守りながら、その目覚めを待つだろう。
降り出した雨は次第に激しくなり、
島には5度目の嵐がやってこようとしていた。
砂浜に同じ姿の2人の少女が並び立つ。
身体に損傷が目立つほうが先に船に向かおうとしたとき、
もう1人から小さな袋を差し出された。
はじめ5には自分が作ったものに見えたが、
よく見れば布の模様が違っていた。
顔を上げると目の前の6は良く似た袋を掲げている。
そちらは間違いなく見覚えのあるものだった。
少女が出ていくのを見送りながら、自分の準備に取り掛かる。
言わずとも行き先は砂浜と分かる。
そこまで動ければいい。
捕えていた動物を逃してやり、集めた物資を拠点内に放り出した。
その中から旅路に役立ちそうなものをいくらか拾い上げる。
最後に島の各所で見つけたさまざまな花を一束にまとめた。
それを手に拠点を後にする。
想定される自分の残り稼働時間は10012。
余裕があるように見えるがこれも"前"の21600があったからだ。
ほどなく拠点から彼女が来るだろう。
それを待ちながら、砂浜に埋まる脱出ポッドのフロート機能を
最小限に稼働させて船内に向け移動させ始めた。
のろのろと起動した5を拠点に残し、砂浜に降り立つ。
穏やかな青い海の広がる晴れた空の下、
変わらずポッドはそこにあった。
そこから少し離れた広い場所で、少女は最後の仕上げにかかる。
冷たい刺激による覚醒。
同時に聞こえてきた声は自分のものだった。
その一言でここでの仕事が結実したと安堵し、
また一方で自分の役目は終わったと思った。
よろよろと、拠点の壁に手をかけながら立ち上がる。
最後に呼ばれたのは、マスターの脱出準備の
手伝いをするだけだと考えていた。
身につけた脱出キットに気づくまでは。
動かない少女の口にぶどうジュースを含ませる。
あまり反応がないと見るや、今度はシャーベットを同じように。
島の気候では滅多にない冷たさが奏効したのか、
彼女、クエリ5の目に光が宿る。
「……準備して」
Eno.360:クエリ6とEno.149:クエリ5はオレンジ色のシャーベットを食べた!ひんやりしていて……酸っぱい!!!!!!
Eno.360:クエリ6とEno.149:クエリ5はぶどうジュースを飲んだ!ぶどうの風味が口の中に広がる……!
船旅に必要な物品を揃える。
保存食は多めに作れたが、
ポッドに入ったままの主には不要だろう。
自分1人の分だけを手早くまとめてから、
部屋のすみをちらと見、少し手を止めて考える。
それから倉庫の中のもう一本のベルトを取り出した。
森で見つけた緑の実を臼で挽いた。
胡椒と燃える花とを合わせて香辛料にする。
これなら船で見つけたものとほぼ同じだろう。
そうして再び塩漬け肉を作ったら今度は燻製に。
切り分ければ保存食の出来上がりだ。
これで脱出に必要なピースは揃った。
あとは素材……プラ材の確保さえできれば。