おとぎばなし 1夜目

「これは……
僕のひいばあちゃんから聞いたお話なんだけどね」

「僕のご先祖様は、とあるおとぎばなしの魔法使いらしい。
そのせいか御伽屋の人間は不思議なことに巻き込まれやすい」

「1年前に失踪した僕の父さんとかもそうだね。
人体消失マジックでホントに消えるとかある?」

「神隠しなんてあるわけない……と思ってたら、
なんと今回は僕が神隠しに巻き込まれた」

「クラスのみんなと漂着した謎の島。
ここに父さんの神隠しの真相があるのだろうか?」

「……なんかちょっと楽しくなってきたな。
大羽さん宝箱とか探しに行かない?」