Eno.645 ヴィクトル・トート

報告2

No.14から本部。どうせ送れないんだけど。

とりあえずここは全然知らない世界っぽい。
だから完全な失敗とは言えないかもしれない。
でも全然知らないところに行くのは目的と違うんだから、やっぱり失敗は失敗だろ。
ホントにどうすんの? これ。
幸い、かどうかは知らないけど、何もない島なのに何故かやたらと人間がいる。
人間以外のものもいるっぽいけど、僕にとってはどっちでもいい。
アリアドネも反応しないから、とりあえずしばらく待つことにする。
帰ったら覚えてろよ。


『意外と律儀だな』

「うるさい。後で文句言う為に記録してるに決まってるだろ」

『……意外と執念深いんだな』

「じゃなかったらこんなに長く、僕たちが続いてるわけがないだろ」