手記1
白い砂。大きな水の塊。これが海。
足の裏。肌にざりざりと細かい砂が擦れる感覚。
強く擦ると赤くなる。これが痛み。
私を纏う布切れ。私の身体の液体でじわりと濡れる。
暑い。これが暑さ。
白く細い腕と足。これが私。これが人間。
「やれやれ、騒々しい。物に口を与えるとこうも騒がしく成るのか…」
私の声。吹き損じた笛のような声ではない。
これが人間の私の声。
私が人の姿をしている。
足の裏。肌にざりざりと細かい砂が擦れる感覚。
強く擦ると赤くなる。これが痛み。
私を纏う布切れ。私の身体の液体でじわりと濡れる。
暑い。これが暑さ。
白く細い腕と足。これが私。これが人間。
「やれやれ、騒々しい。物に口を与えるとこうも騒がしく成るのか…」
私の声。吹き損じた笛のような声ではない。
これが人間の私の声。
私が人の姿をしている。