🚹にんげんおとこ、斧戦士
*はぁっ ふぅっ…*
*メリ…*
「…ふふ。なんかそれっぽいもの持っただけでこんな状況なのに
結構ウキウキしてなくもない自分、ちょっとかわいい……
そうなんです男子ってほんとバカ。はい。返す言葉もありません」
森の中ぶつぶついいながら木こりに精を出す都会っ子。
伐採作業なんて初めてなので手際は恐ろしくモタクサしているが、
地道に木材を集めていく。
「うう……俺だって大規模作戦のときは
怪異パワーで巨木蹴り倒したりしてたんですよぉ~?
今と同じくらいヒイヒイ言いながらだけどぉ……」
*メリ…*
「しかしすごいな、遭難したばっかなのに
みんなで協力したらもうこんな立派な斧が出来ちゃって。
前のひとの書き置きのおかげもあるけど」
*メリメリ…*
「待ってる人がいるってのも大きいよな~~。
一人じゃなくてホントによかったよぉ………??」
*メリメリバキバキバキ*
「あっ。」
※木は切り込みを入れたほうに倒れてくるぞ!