Eno.196 月白 橘花

初日

「……海、ですね」


こっそり一人で異界を散歩していた親友を探していた時に足を踏み外した感覚はしたけれど、まさか世界の壁を越えるとは思いもよらず。
多分怒られが発生するから一人で異界に行っていた事は黙っておこ。


とはいえ見知った後輩、見知らぬ同輩。何の因果かは分からないが如月学園の生徒が集まっている様子。
帰る努力はするけれど、早めの夏休みだと思って少しは羽を伸ばそうかな。