1日目
オリジナルの行為になぞって、僕も記録をつけていくことにしよう。
天使である僕に忘却という概念は存在しないが、
こうして書き留めておくことで、第三者に見せることがあるかもしれないからね。
ああ、あるいは。手紙という形の方が正しいのかもしれない。
いや、出す相手もいないんだ、こうして記録にしておく方が良いか。
人の身体を得て、自由に活動するというのは慣れるまで難しい。
喉の渇き、空腹、泥水を啜った吐き気、入浴をするとのぼせる。
知っているとはいえ、実際に経験してみるのとは随分と違うな。
僕に『桃』という名前を与えた紅雨。
3度目の大ベテランだというソガマ。
眠りこけていた桃色の髪の子。
ここで音頭をとって皆に声をかけているネヌ。
それから、顔を合わせては無いけどもう一人居るようだ。
最後に、…………、イザヤ。
それと僕の、7人。
かつてオリジナルが流れ着いた島に比べれば随分と大所帯だ。
こんどこそ、今度こそ皆で船に乗って脱出するために、僕は尽力しよう。
……ただ、この身を縛る後悔は、僕のものではなくて、あの子のものだけど。
それにしてもイザヤが居るのは驚いた、
可能性としてはゼロじゃないから、別におかしなことではないのだけれども。
ああでも、早速怪我をしていたみたいで、心がぞわぞわとする。
これから何度も見る事になるのだろうな、嫌だな。
どうにか……どうにか、手を打っておきたい。
焼け石に水かもしれないけど、何も出来ないのは……。
それと、ネヌの聡明さは、どこか君を思わせるのだけれども、気のせいだろうか。
シュパーズ、もしかしたら君と案外同じ世界出身かもしれない。
……なんてね。許されたいだけの、都合のいい妄想だ。
明日も頑張ろう。
天使である僕に忘却という概念は存在しないが、
こうして書き留めておくことで、第三者に見せることがあるかもしれないからね。
ああ、あるいは。手紙という形の方が正しいのかもしれない。
いや、出す相手もいないんだ、こうして記録にしておく方が良いか。
人の身体を得て、自由に活動するというのは慣れるまで難しい。
喉の渇き、空腹、泥水を啜った吐き気、入浴をするとのぼせる。
知っているとはいえ、実際に経験してみるのとは随分と違うな。
僕に『桃』という名前を与えた紅雨。
3度目の大ベテランだというソガマ。
眠りこけていた桃色の髪の子。
ここで音頭をとって皆に声をかけているネヌ。
それから、顔を合わせては無いけどもう一人居るようだ。
最後に、…………、イザヤ。
それと僕の、7人。
かつてオリジナルが流れ着いた島に比べれば随分と大所帯だ。
こんどこそ、今度こそ皆で船に乗って脱出するために、僕は尽力しよう。
……ただ、この身を縛る後悔は、僕のものではなくて、あの子のものだけど。
それにしてもイザヤが居るのは驚いた、
可能性としてはゼロじゃないから、別におかしなことではないのだけれども。
ああでも、早速怪我をしていたみたいで、心がぞわぞわとする。
これから何度も見る事になるのだろうな、嫌だな。
どうにか……どうにか、手を打っておきたい。
焼け石に水かもしれないけど、何も出来ないのは……。
それと、ネヌの聡明さは、どこか君を思わせるのだけれども、気のせいだろうか。
シュパーズ、もしかしたら君と案外同じ世界出身かもしれない。
……なんてね。許されたいだけの、都合のいい妄想だ。
明日も頑張ろう。