>Day1:AM-4
島は曇り時々晴れ?
とやらですが自分たちのところにはいよいよと暗雲が立ち込めていた。
圧倒的に。
圧倒的に木材が足りていない。
島を探索して回るだけなら森や砂浜に落ちている木材だけでも賄えるものの、
調理や木造建築にそのほか……生きる最低限以上のことをしようとすると、どうにも足りない。
木々はこんなにもあるのに伐採をするには材料も足りず。
まだ生存が危うくなるほどの危機には陥っていませんがじわじわと身が削られている感覚がします。
生きていれば、生きてさえいればというのは甘い話で――
やがては沈むこのシマで長期の滞在は見込めない。
その上で脱出を目指すのなら、この状況は非常に、よろしくない。
手段は無いわけじゃない。
いくらかの資源的出血を我慢して伝手を手に入れることもできる。
それでも、予後のことを考えると最終手段。
できるだけ取りたくない手であることに間違いないし、また別種の問題が浮かんでくることも容易に想像がつく。



……、

そう、仕方がない。
でもきっと、もっと上手くいく方法があるはず。
今は暗雲でも、諦めなければ先は見えるはず。

とやらですが自分たちのところにはいよいよと暗雲が立ち込めていた。
圧倒的に。
圧倒的に木材が足りていない。
島を探索して回るだけなら森や砂浜に落ちている木材だけでも賄えるものの、
調理や木造建築にそのほか……生きる最低限以上のことをしようとすると、どうにも足りない。
木々はこんなにもあるのに伐採をするには材料も足りず。
まだ生存が危うくなるほどの危機には陥っていませんがじわじわと身が削られている感覚がします。
生きていれば、生きてさえいればというのは甘い話で――
やがては沈むこのシマで長期の滞在は見込めない。
その上で脱出を目指すのなら、この状況は非常に、よろしくない。
手段は無いわけじゃない。
いくらかの資源的出血を我慢して伝手を手に入れることもできる。
それでも、予後のことを考えると最終手段。
できるだけ取りたくない手であることに間違いないし、また別種の問題が浮かんでくることも容易に想像がつく。
ネヌ
「……自分の手が至らないからでしょうか」
ネヌ
「何度か漂着したらしいヤソコさんなら、"オリジナル"がここに来たらしい桃サンなら、
私よりも経験のありそうな皆さんなら、誰か、」
「先輩なら、もっと上手く、」
……、
ネヌ
「--やめましょう。
こんなことを言っても仕方ないッス」
そう、仕方がない。
でもきっと、もっと上手くいく方法があるはず。
今は暗雲でも、諦めなければ先は見えるはず。
ネヌ
「……大丈夫、こういう時こそ明るくしないとですから。
もっと皆さんと楽しい話もしないとですね」