漂流日記 壱 終
水滴で文字が滲んでいる
「う、ぅ゛……」
胸が苦しい。改めて文字に起こすと現実だと思い知らされるようで……
「憶えてる分は諦めるけど…うう゛…」
貴重な書物が、魔術道具が、冷たい水底で朽ちていく。
僕が何をしたというのだ。否、何かやらかしていたとしてもあまりにもあまりな仕打ちだ。これだから神は信じられない。
「引き上げてやる、欠片でも良いんだ。回収してやる…!!」
無意識の間に齧っていたらしい。親指の爪がまる〜くなってしまった。
「う、ぅ゛……」
胸が苦しい。改めて文字に起こすと現実だと思い知らされるようで……
「憶えてる分は諦めるけど…うう゛…」
貴重な書物が、魔術道具が、冷たい水底で朽ちていく。
僕が何をしたというのだ。否、何かやらかしていたとしてもあまりにもあまりな仕打ちだ。これだから神は信じられない。
「引き上げてやる、欠片でも良いんだ。回収してやる…!!」
無意識の間に齧っていたらしい。親指の爪がまる〜くなってしまった。