Eno.96 バイパー

六頁目

トーリという少年と話した。
覗くつもりはなかったのだ。それは本当に。

ビビリと言われたのは初めてでやや面食らったが、素直で物怖じしない子供だった。嫌いではない。

言われた通り、もう少しだけでも、同じ島の者と関わっていこうと思う。共に生き延びるため。