Eno.543 八雲 渡

漂流日記 〜食べ物編2〜

この島に来て真っ先になったことは荷物の在処……そして水と食料の確保だった。
有り合わせの材料で水を作ることができる島で本当に良かった。
食料に関しても、火さえ通せば食べられるものが多い。……先の大飢饉よりは遥かにマシだ。

「はあ……」

欲を言えば冷たいウリが食べたいなぁ
口中を満たす酸味に顔を顰めながら、木の実の種をかじった。