アスエリオの手記7
初めての狩猟は成功
鳥を狩ることができた
食糧問題に少しは貢献できたろうか
次はショベルを作ろうと思う
これがあれば、
探索の幅が広がるかな
だと良いな
……と思ったら代わりに作ってくれた
ありがたい
◇
デイズが来てから数ヶ月後に
ティアリーが来た
10にも満たない幼い子
黄昏色の髪と、同じ色の瞳
彼女はとても無邪気に笑っていた
魔局がどういうところなのか、
あなたは知らないの?
ティアリーは自分の感情に正直だ
泣いて笑って怒って
大げさなぐらいに想いを表現した
いつの間にか心を封じるようになった
私なんかとはまるで違う子
ティアリーは私たちの陽だまりだ
デイズと似た髪の色
ただの偶然なのか、それとも
いつも諦めたように笑っているデイズ
でも ティアリーの隣でなら
自然に笑えている?
歌の異能のティアリーと
影の異能のデイズと
いつしかふたりは
ペアみたいに一緒にいるようになった
私と姉さん デイズとティアリー
あぁ、だけれどジェミニは
いつもいつもひとりだったね
誰よりも周りを想って行動出来る
私たち“チーム”の最高のリーダー
でも いつもひとりだったんだ
ジェミニの後に来た
クロードも 同じく