Eno.2 ロン

さばいばるはたいへんだ!

お腹が空いて、限界を感じると、本能が出る。
すごく大きくて、美味しそうに見えたから、追いかけ回した。
木の枝で引っ掻き傷が出来ても構わず、抵抗されても構わず、仕留めた。
気がついたら、手が誰の血かわからないくらい真っ赤で、口の中が血の味で、毛でいっぱいだった。
慌てて泥水で洗ったけど不味い、痛い。
…そんなこと考える暇はなかった。
オレも、みんなの助けになりたいと思ったのは嘘じゃないから。


さばいばるってやっぱたいへんだよな!!

むじんとうってまちみたいになにかしらくえそうなものとかつかえそうなものがなかなかみつからないからなー。

ほんとにたいへんだぞ。

てか、まだいちにちめでぜぇはぇしちゃってるぞ!
おれ、そんなになよなよになったのか?

かなしいぞー!!

きがついたらしまにいろんなものができたな!
みんなすごいぞ!!
おれも、がんばらなきゃ。






















ここで一旦はしやすめ、
ぺんやすめ~!



















狼は、群れで行動し、群れで狩ると言います。
もちろん、狼の獣人もそのようです。
みんなで力を合わせて、爪と牙で獲物を仕留めるのです。

だけど。

中には上手く狩りが出来ない子もいたようです。