3. 最初の夜
太陽が沈んで、夜が来る。
空を見上げれば月と星が見え、天気は晴れだと読み取れるが、
それでも外を歩くには心許ない光源だ。
テントを補強した拠点と、小さめの懐中電灯があったおかげで、
安心してゆっくり眠れるのは、かなり運が良かったと言える。


ふかふかなままのぬいぐるみを抱えて、フィンがリアムの手元に転がり込む。
リアムが返事をする前に寝る態勢に入っていることに、「お前なあ」と声がこぼれた。

クッションとして敷くわけにはいかないが、掛け布団か湯たんぽと思えば悪くはない。
早々に寝息を立て始めた、あったかい毛玉を抱えて、リアムももう一眠りすることにした。
空を見上げれば月と星が見え、天気は晴れだと読み取れるが、
それでも外を歩くには心許ない光源だ。
テントを補強した拠点と、小さめの懐中電灯があったおかげで、
安心してゆっくり眠れるのは、かなり運が良かったと言える。

リアム
「まだ暗いな……もう一眠りするか」

フィン
「リアムくん、リアムくん。
いっしょにねよー!」
ふかふかなままのぬいぐるみを抱えて、フィンがリアムの手元に転がり込む。
リアムが返事をする前に寝る態勢に入っていることに、「お前なあ」と声がこぼれた。

リアム
「お前、オレのことベッドだと思ってねぇ?
オレも、布団なくてもぬくいから、別に良いけどよ」
クッションとして敷くわけにはいかないが、掛け布団か湯たんぽと思えば悪くはない。
早々に寝息を立て始めた、あったかい毛玉を抱えて、リアムももう一眠りすることにした。