吸血鬼の身体
さて。ここ数日、不測の事態に陥ったものの
全員の協力の末に環境が安定したため、記録を始めようと思う。
本当のところは体の不調で何も手につかないためである。
せっかくなので、この不調について考察しよう。
前提として、吸血鬼という種族の体から書き記す。
『吸血鬼』と一括りにするには、その生まれ育ちによる差は大きい。
これは繁殖をする人間その他動物においても遺伝子のパターンで再現されることが多いが
吸血鬼の場合は、増える方法が繁殖だけではない。
吸血による眷属化、同じく吸血による同胞化。
概念というほぼ無に近い存在から生まれる呪いのようなもの。
生物が死を経て吸血鬼になる、など。
これらは"遺伝"にあたる過程を正しく踏まないことがある。
特に吸血に由来するものは、身体の中で起きていることは遺伝ではなく支配に近い。
つまるところ、吸血鬼は
生き物としての増え方をしないが故に、個体差が激しく
ひとつの言葉で括れないほどの生態パターンがあると、私は考える。
……話が脱線した。
結果から言うと、この不調は
一定の基準が存在しない、『吸血鬼』種族においても
全員、もれなく、同時に発現する
単なる身体的不調だ。
空腹が続けばどんな生物も本来の力を出しきれない。
それは、吸血鬼という一種の生物の因果から外れたものでも同じ、ということだ。
毎日ご飯を食べて寝る。
どんな種族でも、それは大事なことのようだ。
ふつうによく食べ忘れるので覚えておきたい。
全員の協力の末に環境が安定したため、記録を始めようと思う。
本当のところは体の不調で何も手につかないためである。
せっかくなので、この不調について考察しよう。
前提として、吸血鬼という種族の体から書き記す。
『吸血鬼』と一括りにするには、その生まれ育ちによる差は大きい。
これは繁殖をする人間その他動物においても遺伝子のパターンで再現されることが多いが
吸血鬼の場合は、増える方法が繁殖だけではない。
吸血による眷属化、同じく吸血による同胞化。
概念というほぼ無に近い存在から生まれる呪いのようなもの。
生物が死を経て吸血鬼になる、など。
これらは"遺伝"にあたる過程を正しく踏まないことがある。
特に吸血に由来するものは、身体の中で起きていることは遺伝ではなく支配に近い。
つまるところ、吸血鬼は
生き物としての増え方をしないが故に、個体差が激しく
ひとつの言葉で括れないほどの生態パターンがあると、私は考える。
……話が脱線した。
結果から言うと、この不調は
一定の基準が存在しない、『吸血鬼』種族においても
全員、もれなく、同時に発現する
単なる身体的不調だ。
空腹が続けばどんな生物も本来の力を出しきれない。
それは、吸血鬼という一種の生物の因果から外れたものでも同じ、ということだ。
毎日ご飯を食べて寝る。
どんな種族でも、それは大事なことのようだ。
ふつうによく食べ忘れるので覚えておきたい。