Eno.14 神崎 考希

神崎の手記(やっぱりさっきの手記無しで!)

前のページを書いたの本当に俺か?
確かにみんなの期待を受けておいて不甲斐ない事は出来ないと思ったが……
うん。実際ちょっと追い込まれてたんだろうな。
雨で負傷者や体調を崩す人(俺も含まれる)が出てきて焦ってた。
これで嵐でも来たらひとたまりもないだろうなぁと。

でも、俺らしく挑戦した結果、壁材制作の目途がついた。
かなり素材を作る時は取捨選択した。
材料にミスが出ないように拠点をどうやって自然から守るか四六時中考えてた。
ここ数年で一番真面目に頭を使ったかもしれない。
※研究室の先輩方の前ではいつだって真面目ですよ。本当ですよ。

これで風雨による拠点の全壊は防げそうだと安心したら
思考にもかなり余裕が出て来た。
……モノ作りの事ばかり考えてたからみんなに素っ気ない態度とか取って無いかな。
思考に余裕が出来たからこそ、壁材の目途が立っていなかった時の俺が周りから浮いていたような気がする。

島に居る人達はみんな良い奴ばかりだから気を遣わせてしまったかもしれない。
あまりしない反省をするとしよう。
※研究室の先輩方の前ではいつだって反省してますよ。本当ですよ。

脱出後の事も考えて倉庫から借りたカメラで
島がどんな感じなのか写真を残しておこうと思う。



……自撮りじゃなくて、島にあるモノや風景を撮るべきだったと今は思う。
しかも撮影タイミングが微妙に合わなくて
カメラを取りに戻ろうかと悩んだ瞬間の写真だ。
まぁ、俺らしいか。