Eno.211 武田ジャッジメン太

食糧事情

予定外ではあったが岩風呂ができた。後回しにするつもりだった壁材の補強も無事終わった。

だが今度は圧倒的な食料不足が拠点を襲っている。蒸留装置を作り、罠を増やし、狩猟用テントまで設けたのにまだ足りないというか。
いや、この2日間は空腹になる前に動いて誤魔化していただけだ。ようやく顕在化しただけとも言える。

ふん、肉体労働なぞ他の奴らがやっていればいい。わたしは安全な拠点でのんびり工作に専念させてもらおう。
軟弱な奴らとは違う、わたしなら水だけ飲んでいれば十分だ。肉は脳みそまで筋肉な馬鹿共が食っていればいい。