Eno.418 セルシア

祈り/夜闇



光がないと不安になる事もあった。

あの時は必死に祈っていた。

何かに縋りたくて、そんな己の弱さがそうさせていた。



強くなりたいと思ったことはあんまりない。

なりたいではなく、そう在らねばならないものだったから。

それが当たり前なんだって、そう思っていた。

でも、わたしは私の想像以上に弱くて。

私がわたしである意味を知ってから。

誰かの手を取るようになっていったのかもしれない。