Eno.637 楠木・R・ルーシー

禁煙2日目、その7

流石に頭を抱えた。
あれほど言ったのにも関わらず、相変わらず体調が優れない低い生命力者が居る。
ひとまず、そういった者たちには雨が止むまで拠点内で作業するように通達した。何かが起きてからじゃ遅いんだ。

ひとまず今回は聞いてくれてたようだ、安心した。
しっかり休んで体調を整える生命力を回復するのは勿論、力を蓄えるTIMEの貯蓄のも大事な仕事の一つだからね。
皆の活躍もあって、木材の方には余裕ができ始めていた。
水の方も、今は雨が降っているから問題ない。
やはり、問題は食料だった。
雨の日は魚が釣れやすい。その分海に落ちるリスクがあるが。
そして、それを考えると。狩猟はどうなるのかと思いたち、弓とテントを持って検証に移した。

…弓を持つのは、学生時代ぶりかな。あの頃とは何もかもが違いすぎるけど。
競技用の弓じゃなく、島の素材で作られた弓。龍神の弓?なんだってさ、すごいね。
射る的だって、無機物じゃなく生きている動物。
本当に、何もかもが違い過ぎる……。


結論から言うと、成果はウサギとイノシシが一匹づつ。正直、微妙だね。
とはいえこれで、雨の日はリスクもあるが釣りのほうが良いというのが判明した。
もしかすると狩猟成功率に関わっているのかもしれないが、検証する体力は残っていない。

…ともあれ、食料の調達に勤しまなければ。

・焼き魚:前略。赤髪の彼の様子が少しおかしかった為口に押し込んだ。……大丈夫だろうか。
・焼いた小魚:小さい焼き魚。こんな状況だからお腹には溜まりにくいけど、味自体は申し分なし。